過去の公演 2014年


 

  2014年 622日(日) 

第5回 SOKA 市民オペラコンサート

プッチーニ作曲 

歌劇「蝶々夫人」

 イタリア語上演 日本語字幕付き ホールコンサート形式

 

 

蝶々夫人のあらすじ

舞台は100年ほど昔の長崎。元士族の娘で今は芸者に身をやつしている蝶々さんはアメリカ海軍士官ピンカートンと結婚することになる。

しかし、つかの間の気まぐれのつもりのピンカートはアメリカへ帰ってしまう。いつの日か戻ってくるという言葉を信じて待ち続ける蝶々さん。

3年後、ピンカートンは日本に戻ってくるがアメリカで別の女性と結婚しており、帰りを待ちわびていた蝶々さんの思いを知って深い後悔の念に駆られて去っていく。

蝶々さんはピンカートンとの間に生まれた子供に別れを告げ、そして・・・

 

 

蝶々さんの「アリアある晴れた日に」

オペラのアリアで一番人気といったら、この「ある晴れた日に」かも知れません。第2幕の冒頭で、ピンカートンのことを思ってひたすら待つ蝶々さんが、「ある晴れた日の彼の乗った船がやってくる」と歌うこのアリアを聞くと、蝶々さんの切ない思いが痛烈に感じられるのです。耳慣れた旋律も、オペラ全体のストーリーを知っておくと、オペラ歌手のリサイタルなどでアリアを抜粋で聴いたときに、違った聴き方ができるのではないでしょうか。

 

 

2023/11/1情報更新♪